今更だけどScoopをおすすめしMath
おまたせ、待った?
皆さんは覚えているだろうか.筆者が約1年前に交わした約束を.
サムネイル付きリンクの実験をこんなところで行う糞筆者の図.
そう,Scoopとかchocolateyについて説明すると言っておきながら1年以上放置していたのである! まあいつ説明するとか言ってないから別に問題ないよね.
ただ,余りにも引き伸ばすと完全に忘れてしまいそうなので(既に忘れていた)ここらで観念して説明しようと思います.
Scoopとは?
Scoopとは公式サイトの記述によればcommand-line installerである.が,正直こんなこと言われてもよくわかんないよね. わかりやすく言うとMacのHomebrewやUbuntuのaptのようなものだと思っていただけると良いと思う. Scoopの特徴の一つは,一部の例外を除いてアプリケーションはポータブル版のものがScoopのディレクトリ内にインストールされるということである. そのため,アプリケーションはシステムに登録されない.これが似たようなコンセプトを持つChocolateyとの大きな違いと言える.Chocolateyについては君の目で確かみてみろ!
なぜポータブル版なのか?
公式サイトやGithubにも書かれているが,システムにアプリケーションをインストールするためののアクセス許可の手間やパス汚染が防げる…らしい.
そんなに手間か?
というのは置いといて,実際,ポータブル版というのは大変便利である.筆者はいわゆるジプシーというやつで,
日々様々なアプリケーションをインストールしてはアンインストールを繰り返している.
そうなると問題となってくるのがシステムに残るゴミファイルである.アプリケーションをアンインストールすると,ユーザープロファイルなどのファイルがシステム領域に残る事が多い.しかし,Scoopならばそういった問題とは無縁である.そのため,気兼ねなく様々なアプリケーションを試しことができる.
また,各アプリケーションが勝手にアップデートされることも防ぐことができる. Chocolateyはアプリケーションをシステムにインストールしてくれる.しかしアプリケーション自身が持つアップデート機能によりバージョンが上がってしまうと,Chocolatey側で管理しているバージョン情報とアプリケーションのバージョンに齟齬が生じてしまう. Chocolateyのデータの更新は有志によるところもあり,マイナーなアプリケーションではバージョン情報の更新がなかなか行われないという問題もある. ScoopのBucketはScoopチームが管理しており,迅速に更新が行われている.
インストール方法
公式サイトを見れば一目瞭然だが,Powershellで
Invoke-Expression (New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://get.scoop.sh')
これだけでインストールできる.エラーが出たら
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -scope CurrentUser
を実行しよう.一応,これだけでインストール出来るが,実際にはまだ細かな設定ができていない.なので
scoop checkup
を実行して出てくるアドバイスに従い設定を行おう. 以上,解散!!
Bucketを追加しよう
もうちょっとだけ続くんじゃ. Scoopをインストールした段階ではMain BucketというBucketのみが登録されているがこれだけだとレパートリーが 貧弱!貧弱ゥ!なので手始めに
scoop bucket add extras
でExtrasを追加しよう.これだけで有名なフリーソフトは大体インストールできるようになる.
続きはWebで!
後の詳しい使い方を書く気力がないのでここから先は詳しくまとめてくださっている先達のサイトをご覧になってほしい.
このリンク便利ね,これからもどんどん使っていこう.